みんな教師 思いは同じ
クラス担任をしている時に
ウィザードコースに行ったこと→
帰国後のクラスや子どもたちの変化→
岸本先生がいない方が上手く行く→
これらの４つの記事は
ウィザードコース前後に
自分や子どもに起きた変化です。
今回は、教師編です。
私がウィザードコースに
行っている１０日間。
私のクラスは
教科担任制を
とることになりました。
少人数算数の先生が
担任のように
メインで入ってくださり
そこへ 教頭、教務の先生が
加わるなどして
４人の先生方が
サポートチームを
組んでくださったのです！感涙
A先生が
国語、算数、
朝の会、帰りの会、給食など
B先生が
音楽、図工
C先生が
体育
D先生が
理科
４人のうちの
３人の先生は
管理職の立場です。
さて、管理職の先生に
１０日間分の授業計画を伝え
お願いしないといけないのですが
管理職の先生ってだいたい
職員室でも、前方に並んで
座っていることが多く
普段から、その場所は
用事が無い限り、必要以上に
自分からは、近づかない領域。
しかし、今回ばかりは
出発数日前に、教科書を持って
「この単元をしてください。」
と、お願いに行きました。
もう学校なんて、毎日が
世紀末的に忙しいのが日常なのに
管理職の仕事＋αで
授業までしないと
いけないことになって
しかも１０日間も
お前何考えとんじゃ
非常識にもほどがある
仕事増やしてスンマセーーン
（私の心の声）
って気持ちでいっぱいの私は
そりゃあ、恐る恐るですよ。
みなさん、
いい方ばかりなのですが
私の方が、勝手に
「頼みにくい」
と思ってしまう。
が、ここで予想外のことが
起こるのです。
そこで見た光景を私は
一生忘れないと思います。
職員室前方まで行き
教頭先生たちに
話しかけようとするんですが
当たり前ですけど
みなさん、めっちゃ
仕事されてるんですよ。
パソコンに向かったり
電話をかけたり
書類に書き込んだり、、
待ってても、
仕事の波は途切れません。
思い切って
「あのー、これ留守中に
お願いしたい単元なんです。」
と言いました。
てっきり、顔もこちらに向けずに
「忙しいからそこに置いといて。
後で見るから。」
と返ってくる、と思っていたんです。
ところが！
先生方は、パッとこちらを見て
ニコッとして
教科書を受け取って
その場ですぐに開いて
むさぼるように
読まれたのです！！
それも３人全員が。
そして
「久しぶりの単元じゃ。
○時間でどう組み立てるか。」
「ここをこうすりゃあ
ええんじゃな。
どうやって教えようかなー。」
「へー、今はこんな風に
なっとんじゃ。」
「三年生か。どんな感じかなー。」
って、
めちゃくちゃ
嬉しそうなのです。
もう、ワクワクして
楽しみでたまらない〜って
感じなのです💕
私は意外な展開に
ポカンとしてしまいましたが
胸にじわじわと
押し寄せてくるものがありました。
「ああ、この方々も教師なんだ。
子どもが大好きで
教えることが喜びで
その情熱の中で
ずっと生きてきたんだ。
今は管理職で
直接教えることから
遠ざかってはいるけれども
本当は もっと もっと
子どもと直接、
触れ合いたいんだ。
そりゃそうだー。
それがしたくて
教師になったんだもん。」
と胸が熱くなりました。😢
私は、
管理職の人は
分かってくれない。
管理職になると
人が変わる。
子どものことよりも
保護者や教育委員会への評判を
気にしてる。
保身しか、考えてないんだー。
と、管理職の先生たちと
溝を感じることが
多かったのですが
あの教材を前にした時の
先生方の輝き✨を
目の当たりにした時
みんな教師
子どもや授業への
思いは同じなんだ
という、
別の視点が加わりました。
そして、そのことで
人生の中で、私が創り出していた
「正しさ」からの対立のドラマ
が、また１つ、消えたのです。
私の留守中
４人の先生方が
惜しみない愛情と工夫と情熱で
どんな授業をしてくださったか
は、こちらの記事の通り➡︎
そうそう、ブログに書いた
音楽や体育以外にも
理科を担当してくれた先生は
白衣を着て授業をしてくれたそうで
子どもたちは、大喜びで
話してくれましたよ！😍
アバターって何ですか？