兄はいつでもそばにいた
これは私が2007年に
アバター®コースを
受講した時のこと。
3部の最初のセッションを
経験して一夜明け。
翌朝、公園を散歩している時に
突然それは、起きました。
今日から3部のランダウンに入り
今日中にアバターになるぞー!!
と私は意気込んでいました。
毎朝するワークで
公園に散歩に行き
2部で学んだ
知覚を増す練習を
していました✨
その時
フト思い出したんですよね。
「あー今日は8月13日だ。
お盆だな。」
と。
その頃の私は
【お盆】に特別な意味を
持たせていました。
私には5つ違いの兄がいて
私が高校3年生、
兄が22歳の時に
病気で亡くなっているのですが
私や弟のことを
とても可愛がってくれていました。
小さい頃、ピアノの練習に
1人では行けない私を
自転車の後ろに乗せて
連れて行ってくれたり
誕生日には
たくさん可愛い折り紙を
折ってくれたり
猫の貯金箱を
プレゼントしてくれたり
夜、1人で寝るのが
怖かったので
布団に入るまで
ついてきてもらったり
アトピー治療で飲んでいた
どくだみ茶が
あまりにも苦かったので
飲めなくて、
泣きそうになっているのを
ずっとそばで、励ましてくれたり
兄が病気の治療中の時ですら
少し病気が回復して
外出できた時期には
不自由な身体に
なってしまったにもかかわらず
コンサートに
連れて行ってくれたりもしました。
兄に怒られたり
意地悪されたり、
という記憶は全くなく
ただただ、優しくてカッコイイ
自慢のお兄ちゃんでした。
なのに。
なのに私は
兄が病気の時
亡くなる前
優しい言葉1つ
かけてあげることができなかった。
ありがとう、も言ってない。
兄が亡くなる、
という現実を直視できずに
遮断して
大学の受験勉強に逃げて
向き合わなかった。
自分はなんて
薄情で冷たい人間なんだ。
あんなに、
よくしてもらったのに、。
という罪悪感みたいなのが
ずーーっと、
心のどこかにありました。
そこから
せめて生きている私に
できることは。と思い
お盆の初日13日に
お墓参りに行く。
というのを最優先事項にして
亡くなってから17年間
ルールのように
自分に課していました。
それが!
アバターコースを終了させるために
大阪に残ったということは
お盆初日だというのに
お墓参りに行くことができない!
自分のことを
優先させてしまった!
よくない!
そしてまた
罪悪感に襲われそうになった、、
その時。
突然に。
「あ、今、そばに兄がいる。」
という感じがしました。
確かに。
いる。
いてくれる。
兄は意識としてそこにいる。
それをハッキリと感じました。
私は、霊感のような
何かを見る力もないし
そのような経験も
それまで、一切ありません。
虫の知らせ、、とかもなく、
兄が病院で亡くなった時も
朝方まで受験勉強をしていた私は
ぐっすり寝てて
家にやってきた
親戚に起こされる始末。
でも、その時は
明らかに
そばにいるのを感じていました。
何かを語ったり
励ましたり
するわけでもなく
見守ってくれてる。
というのでもない。
なんだろう。
今までの
何にも当てはまらない感覚。
そこから兄の
感情や気持ちは、感じられない。
でも、確実に
意識として、存在している。
のをハッキリと
感じるのです。
そうか。
そうだったんだ。
兄は、仏壇にいるわけでも
お墓にいるわけでもなかった。
いつも いつも
きっと
ずっと
意識は
そばにいてくれてたんだ。
私が望めば
この17年間、いつでも
存在を感じることができたし
繋がることもできたんだ。
自分の勝手な罪悪感や
思い込みで
遮断してただけだったんだ。
私がお盆初日に
お墓参りに行かなきゃ!
と思っていたのは
自分の罪悪感を埋めるため
罪滅ぼしのような
気持ちからだった。
でも、そんな思い込みで
自分を縛る必要はなかった。
兄は
私が、自分を責めることなんて
全く望んでいない。
兄の代わりの分まで
頑張る必要もない。
私は、私の人生を
生きればいいだけ。
やりたいことをやって
好きに生きればいいだけ。
時間にしたら、本当に
一瞬のことだったと思うんだけど
それらのことが
一気にダウンロードされるように
ダーーーーーッと
全身に流れ込んできた。
そこからは、もう
涙が、滝のように流れてきて
止まらず、泣きじゃくった。
えーん えーんって
子どものように泣いた。
「ありがとうって言ってないよ。
お兄ちゃんに、
何にも返してない。」
えーん えーん。
「いつも、いたんだ。
そばに、いてくれてたんだ。」
えーん えーん。
「お兄ちゃ〜〜ん。」
えーん えーん。
「もうアバターコースって
一体何なんよ〜〜!?」
えーん えーん。
とにかく、泣きました。
振り返ると、17年前
「今 悲しみに溺れてしまったら
勉強なんかできない!
受験できなくなる!」
と、感情を遮断していたので
思う存分
泣いてなかったんですね。
嗚咽しながら
オフィスに帰り
今、経験したことを
マスターさんに全部話して
そして、次のマスターコースに
進むのを決めました。
私は、アバターコースだけでいい
その先、マスターコースも
ウィザードコースも、進む気もないし
興味もありませーん。
つーん。
と、ずっと
頑なな態度で
受講してたけれども
それは、自分の気持ちに蓋をして
感じてなかっただけでした。
悪いことしてなくても
病気になっちゃうし
死ぬこともあるんだよ、と
どうにもならないことを
いつまでも使って
落胆して、全てをあきらめて。
あきらめてるのを知られないように
必要以上に、元気に振る舞う。
みたいな。
ツカレルネー
アバターコース3部まで進んで
ようやく、それが
腑に落ちました。
その時は
ウィザードコースが
何をするところで
どんなコースなのかも
全く知らなかったのけど
今、思えば
あの時、確かに
ウィザードに触れたんだな✨
お兄ちゃん
いつも そばにいてくれて
そして、たくさんの愛をありがとう💕💕
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