学級通信を書かなかった私が、毎日書くようになったワケ
学級通信を
ほとんど、書かなかった私が
毎日のように、
書いていた年がある。
それは。
初めて、1年生を担任した
1年間。
自分でつける日記とか
誰かと文通して、
マメに返事を書くとか
毎月送る、進研ゼミとか
およそ、そういう
毎日コツコツ系のものが
私は、全く続かなかった。
2〜6年生を
担任している時にも
学級通信は、行事や会計などの
必要事項を書くだけの
そっけないものだった。
そんな私が、変わったのは。
初めて、
1年生を担任した時にですね。
毎日、、
いや、毎時間、、
毎瞬、毎瞬
すっごく面白いことが、
いっぱい、あったわけですよ。
1年生、
6歳の子どもたちが
言うこと
やること
思いつくこと
動き
着替え1つとっても、、
ぜーーんぶ
お・も・し・ろ・い!!
何やってんだー!
そうくるかー!!
え?地球の言葉が通じない、、だと?
ってことの連続。
パンツの上に水着、着るかー!?
とか
注射の時に、
保健室から逃げ出すかー!?
とか
ランドセルの中、
空っぽで登校してくるかー!?
とか
かくれんぼしてて、寝るかー!
とか、、、
いちいち、面白い!
面白すぎる
可愛すぎる
ネタの宝庫!
でも、私の学校は単学級で
それを分かち合う同学年の
相手がいなーい。
起こったことを
知っているのは、私だけ。
どんどん
自分の中に、
面白いネタが溜まっていく!
保育園や幼稚園なら
お迎えの時に
保護者の方に
「今日、こんなことが
あってですねー。」
って、話せるのかもしれないけど
小学校って、保護者と会う機会は、
ほとんど無い。
加えて、1年生は、
まだ、そんなに、
たくさんの文を書けない。
家で学校のことを話す、と言うても
あんまり、まともに伝わってる
感じもしない。笑。
よし、ならば。
私が、書くしか、なかろう。
って、思って
学級通信を
書くことにしたのでした。
心が動いたこと
面白いことがあった日は
すぐ、書く。
1年間で100号くらい、
書いたかな。
でも、全然苦痛じゃなかった。
今日、こんなことがあって、
めっちゃ、面白かったんですよー
〇〇君が、
こんな優しいこと、
してたんですよー
授業中に、
こんなこと言って、
盛り上がったんですよー
とにかく。
「この面白さ、
私だけにとどめておくのは、
もったいない!
分かち合いたい!
聞いてくれ!!」
という、思いだけで
書いていました。
時には、
「スンマセン、昨日、
こういうことがあったので、
めっちゃ怒りました。
雷、落としました。
焦げてた子ども、
いませんでしたか?」
と、ぶっちゃけた内容を
通信に書くこともありました。
すると、次の日、連絡帳に
「ちょっと、
黒くなってました。笑」
「うちの子、
焦げても構わないので、
ビシビシやってください」
とか、返事を書いてこられる
おうちの方も、おられて
そういうやり取りも、
ああ、読んでくださってるんだな
関心を持ってくださってるんだな、
と、ホッコリして、楽しかったです。
それから、時が経ち
通信などの配布物は
学年で「足並みを揃える」
という方針になり、
各クラスで担任が
学級通信を出すことは、
なくなったので、
あとにも、先にも
100号も書いたのは
あの1年だけ。
学級通信を含め
指導案記録など
書類関係は、
膨大な量だったので
退職の時に
ほとんど、捨ててしまい
手元には、何も残ってないのだけど
今、その時の通信を読んだら
どんなだろう?
きっと
文章表現は、稚拙で
改行も、めちゃくちゃ
誤字脱字もあるだろうな。
でも、
何かを分かち合いたい気持ちと
若さの勢い、
臨場感はありそうだ♪
このBlogを始めたのも
「アバター®学びながら、
教師をしてた時の経験を
私だけにとどめておくのは、
あまりにも、もったいない。」
と思ったのが、きっかけ。
誰かに、何かを伝えたい。
自分だけで、独り占めしておくには
あまりにも、もったいない!
そんな時に、
私は、行動するんだな。
アバターって何ですか?